Tournament of Roses Parade - The Main Event
ローズパレードの見所は、壮麗なフロート(花車)、堂々たる乗馬、ワールドクラスのマーチンバンドなどです。毎年変わりなく華やかなパレードではありますが、実は、少しずつ変わっているのです。 それはパレードのテーマです。テーマの選定は、フロートを制作するスポンサーにとって重大事項です。テーマ次第で、フロートを作るプランが変わってくるからです。 最近のテーマは”Our Good Nature(人のやさしさ)”、”It's Magic(これぞ魔法)”、”Celebrate Family(家族の祝福)”、”Music, Music, Music.(音楽また音楽)”。 フロートはすべてテーマに沿ってデザインされます。もっとも、似たようなフロートが2つできてしまうことは、ありません。
その年のパレードが終わると、すぐさま翌年のフロートの制作が始まります。 パレードが始まったころ、フロートの制作はもっぱらボランティアの仕事でした。今では、専門家が加わって、さらに手の込んだフロートが作られるようになりました。
各制作者が自由な発想でフロートをデザインする一方で、1つだけルールがあります。フロートは、花もしくは種、木の皮、草など自然の素材で覆われていなければなりません。 フロートの枠組みや機械の部分は、パレードの数週間、あるいは数ヶ月も前に組み立てられます。しかし、自然の素材だけは、新鮮さを保つために、パレードの数日前にならないと取り付けられません。 主催者トーナメント・オブ・ローゼズの見積もりによると、1つのフロートを飾るには、60名のボランティアが毎日10時間ずつ10日間に渡って働かなければならないとのことです。
最近のフロートは、ただ見た目が美しいだけではありません。 ほとんどのフロートには驚くべき仕掛けが施されています。有名な観光名所の観覧車、ローラーコースターのレプリカから、巨大なロボットまで、様々な動きのあるフロートがコロラド大通り(Colorado Boulevard)を流れていくのです。 素晴らしい!
パレードのもう1つのお楽しみは、グランド・マーシャル(代表者)となるスペシャル・ゲストです。 最近のグランド・マーシャルは、ジョージ・ルーカス(映画監督)、レジス・フィルビン(司会者)、ビル・コスビー(コメディアン)、ジョン・ウィリアムス(作曲家)、そしてミッキー・マウス。 政治家、宇宙飛行士、有名スポーツ選手なども、過去にグランド・マーシャルを務めました。
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