カリフォルニア・アドベンチャーのハリウッド・タワー

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー（ウェブサイト）は、ディズニー・ブランドをさらに拡大する目的で、2001年、伝統あるディズニーランド・パークの隣にオープンしました。元祖ディズニーランドとは違い、カリフォルニア・アドベンチャーは、当初さほど人気がありませんでした。 訪れた人々は、ディズニーらしくない・・・つまらない・・・と批判していました。 ディズニー社の人々はこうした意見に積極的に耳を傾け、利用者が満足するテーマパークを目指して改良を加えてきました。

確かに22万エーカーのカリフォルニア・アドベンチャーはディズニーランドと違います。でも楽しさは変わりません！ 歩道は広く、人の列も少ない。人ごみの嫌いな旅行者にはありがたいことです。 乗り物は、あまりディズニーらしくありません。 しかし、カリフォルニアをテーマにしたこのパークにも、ディズニーマジックは健在です。フロリダのディズニーワールドにあるエプコット（実験未来都市）同様に、教育上ためになるパークでもあります。

カリフォルニア・アドベンチャーは４つのエリアに分かれます。

ゴールデン・ステート - パークの中で最も広いエリアです。カリフォルニア＝ゴールデン・ステートの過去と現在を象徴しています。 ここにあるソリアン・オーバー・カリフォルニアは人気アトラクションの１つ。ハンググライダーに乗って、カリフォルニアの名所の数々を眺めれば、あっという間に時間が過ぎます。 山登りのできるグリズリー・ピークは、子供に大人気。山頂から激流を下るグリズリー・リバー・ランで、スリル満点のラフティングを体験しましょう。

ハリウッド・ピクチャー・バックロット - 映画の象徴ハリウッドをテーマにしたエリアです。ディズニー・アニメの制作課程が体験できるなど、映画好きにはたまらないアトラクションがあります。 スリルを求めるなら、薄気味悪いトワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーがおすすめ。ちびっこ諸君には、マペットビジョン３Ｄや2007年にオープンしたモンスターズ・インクのアトラクションもあります。

パラダイス・ピア - ノスタルジックな海沿いの遊園地を再現したエリアです。定番の回転木馬や観覧車だけでなく、ミッキーの顔の中を一周する木製ローラー・コースターのカリフォルニア・スクリーミング、高さ55mを４秒で上るフリーフォールのマリブーマーなど、絶叫マシンも楽しめます。

バグズランド - 子供サイズの乗り物が充実したエリアです。過激な乗り物はまだ早いというお子様に最適です。 アトラクションはすべて、ヒットアニメ「バグズライフ」をテーマにしています。

カリフォルニア・アドベンチャーは、食事のチョイスも豊富です。 Mission Tortilla Factoryのトルティヤ（コシーナ・クカモンガ）、Boudinのサワーブレッド（パシフィック・ワーフ・カフェ）など、通常の遊園地ではお目にかかれないグルメフードがあります。 ワイナリーのレストラン（ワイン・カントリー・トラットリア）では、ワインと一緒にちょっと気取ったお食事も楽しめます。